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手を強く握れば、人間たちは容易く弾け飛んだ。予め私が仕込んだ魔術の作動により、その命は私の体へと捧げられる。

アサシン「救えた人間の命が無駄になる瞬間は、お前にとってどんなものだ?苦しいか、楽しいか......」

『半神閉じ込めたよ!いっぱい抵抗されて疲れちゃった!』

アサシン「そうか。これでさらばだ、キャスター。私はこれより理性のない獣へと進化する。......次に会うときは、私たちは一心同体だな。」

通信機を壊し、我らの脅威になろうとしている敵を前にする。

退化したルーラー、裏切りの人間、解放された本体......そして、藤丸立香。

アサシン「半神はようやく我らの手元に。ルーラー、お前の失敗は良き功績を生み出してくれた。その功績に免じて、お前が再び座に戻ることを許す。」

女神「嫌よ。そっちから裏切ったくせに、遠回しに許されたいって願ってるつもり?」

アサシン「そうか...残念だよ。」

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作者名:琲世 | 作成日時:2021年12月26日 18時

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