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招待状が来たのは三人。藤丸さん、アルトリアさん、そして私。同行者はそれぞれ一名ずつ。

オベロンさんはツテがあるからいいとして、問題は誰にするのか。ダ・ヴィンチさんと千子村正さんの同行は確定したけど...

「...えっと...どうしましょう...?」

キリト「俺はパス。堅苦しいのは嫌いだからさ。」

ギルガメッシュ「ならば我が!」

「招待された側より目立ちそうなので、却下ですね。...サンソンさんでお願いします。彼は私のことをよく話してくれる、私の一番の理解者です。どうか私の手を取ってくれますか?」

サンソン「もちろんですよ、愛しのマリーヌ。」

オベロン「......やっぱり」

「撤回は無しです♡」

サンソン「悪いな、オベロン。今日は僕が一日独占させてもらう。」

オベロン「このクソ男!!!バーカ!!!」

多くの貴族がいるとも聞くし...あまり変なことはできないけど、



「お菓子が美味しい...♪」

千子村正「はい、確保。一人で行動するなって毎回言ってるよな...!?」

「ごめんなさい!そこはまだ思い出せてません!さっきのことも忘れましたー!」

ダ・ヴィンチ「さっきのことは覚えてるよね!?絶対覚えてるよね!?」

「でーもー...」

?「そこ。守護者として礼儀を弁えないと、周りへの評価も落ちてしまうよ。共に二つの鐘を鳴らした予言の子の評価もね。」

「ご、ごめんなさい...!...あなたは?」

?「ん?ああ、そうか。今日はドレスを着ての再会だったから、わかるはずもないか。」

「とても美しい方だとは分かるのですが...ごめんなさい。」

妖精騎士ランスロット「ふふっ、ありがとう。僕の名前は妖精騎士ランスロット。君たちをノリッジからキャメロットへ護衛する際に、少しだけ共闘したね。それから...他はウェールズの森でも。」

「...あっ、そういえば...確かにいたような...」

妖精騎士ランスロット「......記憶を失っているのは本当みたいだけど、少しだけ改善されてるようだ。君の無事を素直に喜ばせてもらうよ。君がどんな選択をしようと、僕たち妖精は君の選択は正しいものだと断言しよう。どうか君の旅に幸あれ。」

「......惚れてしまいそう。」

ダ・ヴィンチ「うん、いつものバカで助かった!確かに私たちも安心できる!」

「誰がバカなんですかぁ!!」

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作者名:琲世 | 作成日時:2021年12月21日 0時

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