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ハベトロット「あーっ!?キミってやつは!部屋で寝て待ってようって言ったのに、ふらふらと幽霊みたいに消えて!」
「......みたいですね。えっと、ごめんなさい。」
ハベトロット「?」
「ハベトロットさん、私に戦い方を教えてください。私は一度寝て、次に起きた時には記憶が消える厄介な人間。...それでもよければ、どうか。」
ハベトロット「......うん、いいよ。キミはどんな状態になっても、キミらしく在ることができるんだね。うん!責任をもって教えてあげる!」
「あ、ありがとうございます...!聞けばこのロンディニウム、ウッドワスという男が指揮する軍隊に攻められているのだとか。少しでも役に立ってみせます!」
オベロン「...まるで女神みたいだなぁ。羨ましいよ。」
キリト「向こうの記憶を移されて辛いか?オベロン。」
オベロン「辛いという感情しかないね。しかも肝心の物語は、君たち自身の手で描きなさいときた。一つわかるのは、この世界の僕は特殊な立ち位置にあるってことだ。......何があっても死なない、そんな予感がするんだよ。」
キリト「ん、俺もそんな予感がする。」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年12月21日 0時