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モルガン｢意見があるなら述べよ。｣
女神｢意見しかないわ！ええ、間違いなく...まさか、あれは幻じゃなくて本物の...｣
ベリル｢マジでキリシュタリアが生きてたって？｣
女神｢......断言しましょう。キリシュタリアは生きている。クリプターの地位を捨て、失われた下半身さえも取り戻して。ブリテンの守護者とは恐ろしいものですねぇ。守護者なんて肩書きを持ちながら、ブリテンに仇をなすマスターを増やしてしまった。おまけに紙屋さえも蘇った。アレ、もう無敵のチート組なのでは？｣
妖精騎士トリスタン｢そんなものが守護者とか、本当にありえない。......でも、あの方は私に優しくしてくださった。また優しくしてくれる日まで、私はあなたたちを殺さないようにしている。遊ぶことをやめる、とは言わないけどね？｣
妖精騎士ガウェイン｢あの方は何を考えておられるのか...｣
女神｢ですがどうぞご安心を。あの女、記憶が消えました。おまけに元の記憶を思い出すことを拒んでいるとか。今使われているその名を、ティターニア。妖精王オベロンの妃、ティターニアにございます。かつて私が話したおとぎ話に登場した、麗しき姫にございます。さて、妖精騎士ガウェイン。残りの名前も私が当てましょうか？｣
妖精騎士ガウェイン｢当てれるのか？｣
女神｢もちろんですとも。黄金の王、ギルガメッシュ。｣
モルガン｢...あの無礼者か。｣
女神｢吉田松陰なる者の生徒、高杉晋作。ああ、先生とつけた方がよろしいでしょうか？怒りのあまり、彼に首を落とされてしまいそう♡フランスの処刑人、サンソン。万能の天才、ダ・ヴィンチ。私に当てられるのはサーヴァントまでですが、どれも実力は確かのサーヴァントどもです。｣
モルガン｢......｣
女神｢そう睨まず。サンソンという英霊を受け入れてしまった、この大地がいけないのです。大地は英霊を求めた。サンソンは受け入れられた。どうせ結末は変わらないのですし、優しい目で見守ってあげましょう。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年12月19日 21時
