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｢......おとうさん、どう、したの。｣
高杉晋作｢知能も低下したのか。そうか、そうか。......お父さんが護ってやるから、な。｣
｢...？あー...そうでした。大丈夫、言葉ならなんとか、保てるよ。私ね、力を使いすぎると、子供みたいに、おかしくなっちゃう。｣
高杉晋作｢その状態だと、おそらく魔力までは吸い取られないだろうね。でも動けなくなるな。｣
｢......ッ！？苦、じッ...｣
高杉晋作｢この苦しみはたった半日で終わる。いよいよ奇なる神は顕現されるんだ。邪魔さえ入らなければ、だけどね。だから君にも動いてほしくないんだ。ほら、一応君って向こう側の人間だろ？娘らしく僕の傍にいてくれないと、本当に困るんだ。｣
龍馬｢なんだ、やっぱり護る気じゃないか。先の爆発で大怪我を負いかけた君を彼女が庇い、しばらくは戦意喪失。その間に殴って蹴って、それでも君は止めようとしなかった。......意気を取り戻したら、すぐにいつもの高杉晋作。せっかくの玩具も使い捨てだ。｣
高杉晋作｢彼女のことはどうでもいいだろ。それよりも......案の定邪魔が入った。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年12月18日 10時
