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「助けてくれてありがとうございます...私って、男の運に恵まれてないんですか?」

オベロン「今の状況でその結論!?普通なら喜ぶだろう!ほら、僕みたいなイケメンなんかに迫られたら」

「はい!とても美しい方だと思います!恋をしてはサンソン、という方に申し訳ないので。本当にごめんなさい!」

オベロン「......」

トリスタン「曲を奏でましょうか?」

オベロン「頼む...」

ダ・ヴィンチ「ふふっ。あのね、A。君は逆に恵まれているんだよ。可哀想という哀れみから始まる縁も、好きだという直感から始まる縁もある。特に彼らは感情の重いバカの集団でね、」

キリシュタリア「わ、私が...バカの仲間入り...」

ダ・ヴィンチ「そのせいで君は、いつも困ってるんだよね。でもその割には楽しそうというか...とにかく!君はそのままでいていいんだよ。こういうバカはチョロいから、ちょっと涙目になればすぐに言うことを聞いてくれる!」

「バカを連呼しすぎてません...?」

ダ・ヴィンチ「安心して!公認+ノリ!」

「本人が認めるのはダメでしょう...」

オベロン「まったく...宿ならあるみたいだし、とりあえずはひと安心だね。僕はブリテンで情報収集してくるから、しばらく合流は不可能だ。くれぐれも、ティターニアに無理をさせないようにね。」

アルトリア「......(独占欲...って言うのかな、あれ。)」

「む、無理をしない程度に頑張ります。皆様のお話から察するに、私には特別な力が備わってたみたいですし。その力を取り戻せば、マシュさんの行方もわかるかもしれない。皆様のお役に立てるよう、精一杯頑張らせていただきます!」

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作者名:琲世 | 作成日時:2021年12月18日 10時

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