. ページ50
「助けてくれてありがとうございます...私って、男の運に恵まれてないんですか?」
オベロン「今の状況でその結論!?普通なら喜ぶだろう!ほら、僕みたいなイケメンなんかに迫られたら」
「はい!とても美しい方だと思います!恋をしてはサンソン、という方に申し訳ないので。本当にごめんなさい!」
オベロン「......」
トリスタン「曲を奏でましょうか?」
オベロン「頼む...」
ダ・ヴィンチ「ふふっ。あのね、A。君は逆に恵まれているんだよ。可哀想という哀れみから始まる縁も、好きだという直感から始まる縁もある。特に彼らは感情の重いバカの集団でね、」
キリシュタリア「わ、私が...バカの仲間入り...」
ダ・ヴィンチ「そのせいで君は、いつも困ってるんだよね。でもその割には楽しそうというか...とにかく!君はそのままでいていいんだよ。こういうバカはチョロいから、ちょっと涙目になればすぐに言うことを聞いてくれる!」
「バカを連呼しすぎてません...?」
ダ・ヴィンチ「安心して!公認+ノリ!」
「本人が認めるのはダメでしょう...」
オベロン「まったく...宿ならあるみたいだし、とりあえずはひと安心だね。僕はブリテンで情報収集してくるから、しばらく合流は不可能だ。くれぐれも、ティターニアに無理をさせないようにね。」
アルトリア「......(独占欲...って言うのかな、あれ。)」
「む、無理をしない程度に頑張ります。皆様のお話から察するに、私には特別な力が備わってたみたいですし。その力を取り戻せば、マシュさんの行方もわかるかもしれない。皆様のお役に立てるよう、精一杯頑張らせていただきます!」
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:琲世 | 作成日時:2021年12月18日 10時