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｢24時間後に私たちが消滅する！？終わったよこれ、どう戦っても死ぬよこれ！！！｣
サンソン｢ワンカット挟んで、ネガティブ思考に落ちましたね。｣
ゴルドルフ｢君も足が震えているではないか！！！このエジプトニーソは何を言ってるのかね！？バカなのかな！？｣
シオン｢端的に説明します。平安京の黒幕、アルターエゴ・リンボを操っていた小鳥遊A撃滅作戦から、はや三週間。その間もマスターさんが泥に飲まれかけたりと、ちょっと大変でしたね。｣
｢それは本当にごめん...｣
シオン｢ノウム・カルデアはストーム・ボーダーの整備を終え、残る第六、第七異聞帯の攻略作戦を練っていました。ですが第六異聞帯はいずれ消える運命でしたので、私たちは異星の神が潜伏する第七異聞帯の作戦立案をしていましたね。｣
キリシュタリア｢...ああ、そうだな。だが来てしまったか、この日が。｣
シオン｢...星を道連れにする呪い、ですね。あなたも覚悟は大丈夫ですか？｣
キリシュタリア｢ああ。私は彼女のおかげで、君たちにとっても大切な記録と引き換えに、クリプターという立場を捨てた。今度は共にこの星のために戦うことを誓おう。｣
｢その誓いはとても嬉しいけど、まず分かんないのがブリテンという存在そのもの！ブリテンの空想樹は君の空想樹を燃やすために使われ、すでに魔力も消失した...それなのに、そのブリテンが地球の危機になるとか！｣
シオン｢私たちも今日まで、ブリテンは脅威ではないと考えてました。前言撤回、めちゃくちゃ危険です。24時間後にブリテン異聞帯が消滅した瞬間、その消滅は地球全土に津波のごとく伝播。寿命を迎えたこの惑星は、自らの重量に耐えられず......ぱーんっ！｣
｢表現が怖い！！！｣
小鳥遊｢ぷぷっ、ださいね。｣
｢テメェも涙目になってるだろうが...｣
.→←Lostbelt No.6 ■.■.2017 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年12月18日 10時
