声よ星に届け ページ3
高杉晋作｢......とにかく、さ？こっちは僕たちに任せてさ...｣
｢嫌だ。せめて送り届けさせて。｣
高杉晋作｢いやいや...君ってば乗り物も何もないでしょ。｣
｢狐になれるから！！！｣
高杉晋作｢......｣
｢......｣
高杉晋作｢後から帰りたいって言っても知らないよ。ちゃんとお父さんの傍から離れないように。｣
｢わかった。ねえ、龍馬はどうしたの。｣
高杉晋作｢捕まったよ。ちょうど君が気持ち悪い化物になった時に。｣
｢これから彼がいる場所に行くんだよね。何処！？｣
高杉晋作｢敵の本拠地。｣
｢お竜さんは！｣
高杉晋作｢多分操られてるかな？｣
｢じゃあダーオカ！｣
高杉晋作｢ダーオカ...？多分無事かな？｣
｢よしっ、コンコンっと変身だ！外へゴーだよっ！｣
剣持｢......いつの間にか狐になれるようになったんだ。バリエーション豊富か？｣
サンソン｢最近は変装術の練習ばかりしてたんだよ。神様になれてるんだからって理由で、自らキュウビって名付けた強い狐にもなれるし。かなりの魔力消費だから、しばらくは眠ってしまうのが欠点だけどね。｣
｢......け、欠点なんかない！少し小さくなれば耐えれるからな！｣
サンソン｢はいはい。自分の回復を怠らないようにね。社長、最後に一言。｣
高杉晋作｢ああ、どうし｣
サンソン｢護るために彼女を連れ去るのなら認めてやる、少しは手加減もする。だがな、彼女を利用するなら殺すぞ。｣
高杉晋作｢......なーんだ。君、最初の言葉をマジで信じてたんだ。｣
｢よし、乗れ！モフモフのあまり、眠ることを許そう！落ちても知らないからな！｣
茶々｢はー？そんな簡単に眠るわけヤバいこれすごく眠れるぅ......｣
森長可｢お母様...？？？｣
藤丸｢狂戦士コンビのお墨付きだね。任せたよ、先輩。｣
謎の蘭丸X｢すごいであります...本当に飛べるのでありますか！｣
出雲阿国｢斬ザブローが胃袋に収納されたことは置いといて、やはり神様は能力に優れておりますねー！｣
｢そろそろ口を閉じて、噛むよ。｣
出雲阿国｢はーいっ！｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年12月18日 10時
