検索窓
今日:10 hit、昨日:1 hit、合計:524 hit

. ページ13

七年、七年しか彼女を愛してやれなかった。

もっと共にいたかった。もっと色んなものを贈ってやりたかった。

息子が産まれて三年ほど経った頃か、僕は病で死んだ。だからまともに家族を愛してやれなくて、そんな僕の隙を女神は突いてきた。

どうしようもなく愛したい、どうしようもなく護りたい。

......その気持ちが、大きくなる一方で。だから作戦のことなんか、いつの間にか頭から抜け落ちていた。

君よ、綿津見の原を征け→←.



目次へ作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:琲世 | 作成日時:2021年12月18日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。