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七年、七年しか彼女を愛してやれなかった。
もっと共にいたかった。もっと色んなものを贈ってやりたかった。
息子が産まれて三年ほど経った頃か、僕は病で死んだ。だからまともに家族を愛してやれなくて、そんな僕の隙を女神は突いてきた。
どうしようもなく愛したい、どうしようもなく護りたい。
......その気持ちが、大きくなる一方で。だから作戦のことなんか、いつの間にか頭から抜け落ちていた。
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年12月18日 10時