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2004年 10月4日

キリシュタリア「...ヨツバ。決まったな。」

夜神「君も同じ答えに辿り着いたのか?」

キリシュタリア「英国では秀才と呼ばれた私に、不可能なことなんてないよ。他人を信用しすぎてしまうのが傷だけどね。」

L「この人ならこうする、こうしてくれる。その間に私は事を上手く進める。私とはまた違う素晴らしい人材ですが、その信用で一度死にかけたのでは?」

キリシュタリア「大正解。腹を刺された上に、ちょっとした大魔術を使って下半身を失ったことがあってね。......私の大切な人が、私の死を覆してくれたんだ。」

L「その人に会ってみたいですよ。何処にいるんですか?」

キリシュタリア「200年分の精神を治すために治療中。」

「「(200年...???)」」

二つの会社の株が下がり、ヨツバは大儲かり。その他の死因などを見比べ、彼らの推理を引用して一つずつピースを組み合わせる。

キリシュタリア「キラも魔術師...そう考えるべきか。だがこのやり方は魔術使いと呼ぶべきかな。」

夜神「魔術師と魔術使いの何が違うんだ?」

キリシュタリア「魔術師とは、ある一定の目的のために一つの研究を生涯続ける者のこと。魔術使いはそれ以外の目的のために、魔術を用いることだ。このリストを見る限り、キラという者は社の利益しか考えていない。考える限り、最悪の魔術使いだよ。あの子も確実に軽蔑する。」

剣持「なんならすぐに殺しに行くかもなー。」

他者の目に触れてない、それだけ好都合だろう。

だがおかしい。いくら魔術使いとはいえ、たった一人で日本から外国にいる者を殺すことなんて不可能だ。国内ならまだ結界などの方法があるが、国外は未知の領域になっている。

そうなれば確実に封印指定になる。だがこのやり方、魔術以外のものだとは信じたくない。

キリシュタリア「複数人でやっている可能性は?」

L「最低でも二人です。それから魔術という方法、あながち間違いではないかもしれません。キラは顔と名前だけで、人を殺せますから。そして殺す時間も自由に操れる。」

キリシュタリア「......新たな魔術が生み出されたと考えるべきか......そしたら聖堂教会が動かないのが不思議だな。」

叶「外で電話繋がったよー。L、君の期待に添えれる人材は二人いたようだけど...実はもう一人、こっちで取り寄せちゃった♪」

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作者名:琲世 | 作成日時:2021年12月5日 16時

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