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織田信長「一つわかったのは...あの男、紙屋を食らう気だぞ。」
紙屋「知ってる。そのために生き返ったんだろうな。」
「......親友だから許す、ってこと?」
紙屋「許すも何も、俺たちは元からそういう運命だ。あの人の隣で瀧姫をやりたい、あの人に認められるようなアルジャンヌになりたい。そのためにはお互い鍛え合って、お互い殺し合わなきゃいけない。そういう生活を送ってたから......気付いてはいるんだよ。」
織田信長「......」
紙屋「そうだろ?カクト。もしもお前が誰かを助けたいなら、一人生き延びたいなら。その時は俺を遠慮なく食うといい。」
百無「いいんですか?というよりウツリ、君はそんな人間ではなかったでしょう。何故他人のためにそこまで____」
紙屋「決まってるだろ?大切な仲間だから、だよ。まあ......俺も死ぬのはさすがに怖いし?どうしようもない時だけだからな。だからなるべく俺を食わないようにしてくれよ、カクト。」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年11月15日 9時