検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:351 hit

. ページ40

織田信長「一つわかったのは...あの男、紙屋を食らう気だぞ。」

紙屋「知ってる。そのために生き返ったんだろうな。」

「......親友だから許す、ってこと?」

紙屋「許すも何も、俺たちは元からそういう運命だ。あの人の隣で瀧姫をやりたい、あの人に認められるようなアルジャンヌになりたい。そのためにはお互い鍛え合って、お互い殺し合わなきゃいけない。そういう生活を送ってたから......気付いてはいるんだよ。」

織田信長「......」

紙屋「そうだろ?カクト。もしもお前が誰かを助けたいなら、一人生き延びたいなら。その時は俺を遠慮なく食うといい。」

百無「いいんですか?というよりウツリ、君はそんな人間ではなかったでしょう。何故他人のためにそこまで____」

紙屋「決まってるだろ?大切な仲間だから、だよ。まあ......俺も死ぬのはさすがに怖いし?どうしようもない時だけだからな。だからなるべく俺を食わないようにしてくれよ、カクト。」

.→←.



目次へ作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:琲世 | 作成日時:2021年11月15日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。