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突撃!ぐだぐだ兵隊! ページ37

「踵を射貫かれた......!?」

アキレウス「ああ。しかも不死身の英雄と呼ばれた俺にとって、唯一の弱点だ。戦うだけで傷に響く。」

高科「俺も何とかしてやろうかなーって思ったけどさ、コイツが話を聞かない大馬鹿者なんだ。おかげで俺とカイも、さっきまでアキレウスを殺そうとしてたってところで...」

百無「パリスをいじめてた僕が、暇潰しにアトランティスの兵をぶつけてみたんです。兵士さん!あそこに裏切り者がいますーって。それが終わって、今度はパリスとアキレウスが喧嘩して......」

睦実「お前たちに出会った。」

マシュ「......」

紙屋「あー...サーヴァントになってから、テンション上がってる?」

睦実「俺は無罪だ。」

高科「そうそう。俺とカクトの悪ふざけだよ。あっ、でも踵を傷物にした奴は知らねぇよ?勝負はフェアにいかないと、だろ?アキレウスにはあまり無理をさせるなよ。このまま霊核を砕かれたら、間違いなく死ぬからな。」

睦実「......そんなところだ。安心してくれ、カルデア。俺たちは間違いなく汎人類史のサーヴァント、無条件でお前たちに手を貸してやる。ちなみにこのクソぬいぐるみは...」

紙屋「(睦実先輩がクソって言った...)」

睦実「口からデータを吐く。この異聞帯のデータは全部入ってるからな。なあ、アポロン?」

アポロン「ひえっ...な、なんでそこまで殺意が...」

睦実「生理的に受け入れられない。すまないな。」

アポロン「この世で最も理不尽な答え!!!」

藤丸「えっと...アキレウスさん、”鎧と盾”ってありますか?」

アキレウス「鎧と盾?......ああ、ヘファイストス経由で母上が俺に与えたっていう......悪いが盾は無理だ。鎧の方は持ってるには持ってるが...それがどうかしたのか?」

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作者名:琲世 | 作成日時:2021年11月15日 9時

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