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本体接続を行った際、誰かに見られた感じはした。
彼女が死ねば死体は私のもの。その血、魂。そのすべてを私は手に入れる。こんなことで得するのは
小鳥遊｢くろ、ばッ...｣
お前しかいなかったんだな、黒羽丈。
黒羽｢...姉の死を避けられはしなかった。だからお前のバカな暴走を利用させてもらったが...文句はないよな？｣
本体の死の圧が私にかかっても、私は死なない。周りから小さな衝撃が訪れない限り、私は生き残るハズだった。
黒羽｢じゃあな、コピー体。あの蟲ならお前の裸体も気に入るだろうさ。｣
小鳥遊｢......｣
黒羽｢...落ちろ。｣
私のものにならない。私の幸せは訪れない。本体に危険信号を届けるのも、もう無理だ。死後の世界なんてそう甘いものじゃない。
黒羽｢俺のことを告げるな。｣
言葉の呪いが存在した。
｢どうしよう...｣
黒羽｢殺せばいいんじゃないか？お前ら二人まとめて。｣
｢...？｣
黒羽｢いや...お前は体がいいな。美味しそうだ、女神と同時によく味わえそうな肌を持っている。その男だけ殺せば...聖杯を回収する意味も失せるよな、カルデアのマスター。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年11月8日 0時
