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よくあることだ。特にどんな仕掛けもなくて、ただ神様の奇跡だけでそういう結末になるってやつ。
それと同じだけど...その神様が自己犠牲がお得意なお二人様だから、彼らが知ったら少し心苦しくなるだろうね。
サンソン｢しばらくこのビルのロビーに身を潜めなさい。アルジュナを倒したら、必ず迎えに来ますから。｣
｢うん...待ってるからね...｣
前より痩せてしまった彼女を前にしたら、その事実を聞いてもどうでもいいと蹴り飛ばすかな。
アルジュナ｢もろとも消し飛ばすッ！！！｣
サンソン｢...宝具の使用か。アルジュナ、セイバーは聖杯戦争で勝利する確率が高いクラスらしいですよ。今すぐ仕留めてあげましょう。｣
ああ、特別な子の一瞬だけの戦いが始まる。それは誰が見ても美しいと思えるだろう。神とただの処刑人が、自分のために戦う姿は紛れもなく美しい。
サンソン｢『
アルジュナ｢貴様の剣で我が宝具を断ち切れるものかッッ！！！｣
サンソン｢罪人の首を落とすことが、僕の仕事だ。｣
慎二｢...浜辺から戻ってきたら、冬木が壊滅的被害に遭ってた地元民の心境がわかるか？｣
紙屋｢すまん、俺だけ悪気はあった。｣
切嗣｢あったのか...紙屋、君は死んだと聞いたが？｣
紙屋｢死んだけど...なんで生きてるんだっけな？｣
切嗣｢まさかの理由不明！？｣
殺生院｢私とアルターエゴで少しだけ工夫をしましたの♡よければお聞きになります？｣
切嗣｢いや...聞かないでおこう。彼ら二人はどこに？｣
マシュ｢...今から迎えに行きます。ノーチラスの試運転も早く終わらせなきゃいけませんし、これ以上待たせちゃったら先輩が泣いちゃいます。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年11月8日 0時
