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慎二｢んだよ...衛宮は留守か？｣
｢...よ、よかったらご飯食べる？もう修復はされているんだ。｣
慎二｢修復...って、｣
｢私もサーヴァント、神様なんだ。勝手に治っちゃう時の方が多いからさ...別に助かるからいいんだけどね。一応消毒もするから安心してよ。君、何が食べたい？｣
慎二｢...なんでも。｣
｢よーし！頑張るぞぅ！｣
ギルガメッシュに何を言われたのか、ライダーと何を話そうとしていたのか分からない。コイツがバカなせいで、全く考えが読めない。
｢...ウツリ？ああ、ウツリ...せっかく通信をくれたのにごめんね、ダ・ヴィンチちゃん。少しだけ頭が悪くなった感じで...え？英霊を一人だけ、こっちに呼べそう？というかそっちの私の...ええ...！？｣
英霊を自由に呼べるとか...バカだろ。なんでそんなことが可能なんだよ。
｢その...こっちで何とか頑張るよ。だから彼に伝えて。君が美しいと思える場所で、私はずっと待っているよって。｣
慎二｢...？｣
｢大丈夫！肉体はそのままだから、私が一回死ねば事が済むんだし。その前に聖杯はちゃんと回収するよ。うん、ちゃんとね。｣
聖杯を回収するって、普通無理なんだよ。知らないのか？
｢先にサーヴァントを召喚していいかな。あ、セイバーお帰り！蔵の中にシュートされてくるよ！｣
セイバー｢はい！？｣
｢慎二、本当にごめん！明日の朝こそはちゃんと作るから、今日は衛宮お兄ちゃんに作ってもらってねー！｣
慎二｢...自由すぎない？｣
セイバー｢ですね...ふふっ、よかった。彼女の知る私たちがいる、それだけで嬉しくなってしまう。｣
慎二｢......｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年11月8日 0時
