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戻ってきた江戸に、彼女の姿はなかった。味方に扮したアルジュナの手によって。彼女を冬木まで連れていき、その瞬間に扉は魔術によって閉じてしまった。

その扉を通る権利が与えられたのは、僕だけ。

サンソン「...陰陽師の力を借りずとも、この扉は僕を受け入れてくれるらしい。」

『通信状態良好...いいのかい?これ以上戦うと、君の魔力も底が尽きる。カルデアからの供給にも少し限界がある。これだけ激しい遠征は初めてだから...』

サンソン「妻を取り戻す。それが僕たちのやり方だ。」

『...そうだね。こちらも限界まで頑張るよ。』

使命も何も知ったことか。僕はもう一度、君と共に世界を見たいんだ。神の力?名前の呪い?そんなものは捨てちまえ。その名前でいてはダメだと言うのなら、僕が君に新たな名前を授ける。

君は生まれ変わっていい。何度だって謝るから...君も幸せになるんだ。世界は君が幸せになることを認めている。

カエデ「_____......」

君の母親だって。

サンソン「今、迎えに行くよ。」

君だけの名前、誰にも拒絶されないもの。→←聖杯戦争参加者



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作者名:琲世 | 作成日時:2021年11月8日 0時

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