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レグルス「じゃあ...部屋は僕と同じでいいか。ポオは狭すぎだし...」

ポオ「そもそも我輩は人と話すことが苦手なのである。客人とあれば、暇潰し用に即興の小説を提示するが。レグルス、お前こそいいのか?仕事はどうする?」

レグルス「それもいつも通り早めに終わらせれば問題ないよ。その気になればサボらないし。」

ポオ「普段からその気でいてほしいのである...さあ、客人はこちらの部屋へ。レイシフト地点から拠点までの歩きは、さぞお疲れであっただろう。最近はこの辺にも魔獣が出没してしまうから、近くの畑に行くことさえ困難なのである。」

アーサー「魔獣が出てくるのに、こんな山に住んでいるのかい?確かに景色は美しいけど...」

ポオ「我輩たちは昔からこの家で育ってきた。それにこの家には、魔獣殺しの達人と魔獣研究者が一人ずつ住んでいる。学舎として機能する日が訪れるまで、我輩たちはこの家を守らなければならないのである。」

アスクレピオス「...なるほど。で、本当にこの部屋を使っていいのか?あまりにも広すぎる気が...」

ポオ「最近は家を改築し、こっそり地下も出来上がったからな。なんなら地下の方が広い。」

レグルス「バカにはその一般的な部屋で間に合うだろ。リビングぐらいの広さじゃないと、お前らも僕も落ち着けないってもんだ。」

アスクレピオス「だとしても...いや、ありがたく利用させてもらう。それで...この着物に着替えればいいのか?」

レグルス「十分で着替えろよー。着替えるのにコツはいるから、困ったら僕かポオを呼べばいいさ。」

ポオ「我輩は着物をそんなに扱ってないのだが!?...勝手に巻き込みやがって。我輩は小説を書いてくるのである!では!!」

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作者名:琲世 | 作成日時:2021年10月31日 18時

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