検索窓
今日:1 hit、昨日:10 hit、合計:343 hit

目覚めよ、聖杯よ ページ14

沙都子「...どうせ逃げれないんだから、観念して捕まっていればいいのに。羽もしばらく再生できない、麻痺毒で動くことすらできない。こうして大きくなった私に首を掴まれるだけ。抗ってもいいことはないというのに......」

「助けに...来てくれる...」

沙都子「...」

「それに...まだ戦える!!!」

やっぱり、先に儀式の場所に連れていくべきだった。

沙都子「地に串刺し。」

「ッあ!?」

沙都子「このまま待っていなさい。小さき命も守れず、あなたもじきに私の思い通り。これで...」

アンデルセン「まだ思い通りではないだろうに。仕留め損ねたサーヴァント、未だに姿を見せないバカどもの存在を忘れたか?」

魅音「...沙都子ちゃん。」

沙都子「......一気に仕留めたかったのに、魅音さんはサーヴァントに庇われて運良く生き残ってしまった。どうです?仲間を殺されちゃった気分は。」

魅音「うん。なおさら止めないとって思ったよ。例え次のカケラで記憶を引き継げなくても、私は何度でも沙都子ちゃんを助けたいって思う。」

沙都子「お人好しですわね。童話作家のアンデルセン、チーズで殺されてしまったお馬鹿な女王様、そしてお人好しの魅音さん。皆さん仲良く死んでくださいませ♪」

.→←.



目次へ作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:琲世 | 作成日時:2021年10月31日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。