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「...彼も恋はするんだね。うん、最後に彼らしい一面が見れて満足だよ。空想樹伐採前に彼が言っていた墓を探そうか。」

ペペロンチーノ「そうね。でもどこを探すのかしら?」

「彼はずっとこの樹の近くにいた。だから...ほら、彼が消えた真後ろ。アルジュナはずっと、あの子の隣にいたかったんだね。」

白い、少し赤く染められた花を丁寧に採る。それを彼の近くにあった墓に一つ捧げ、祈りも捧げる。

「...君という女性がいたこと、私たちは決して忘れはしないよ。」

ラクシュミー「...」

ガネーシャ「なんだか、悲しいというか...寂しいッスね。」

温もりがある。彼は暇さえあれば、この墓に寄り添っていたのだろう。不幸にも幸いにも、アルターエゴの蘆屋道満が不要物をまとめていた。その間に彼はこうして、妻と寄り添うことができた。

「...さて。妙蓮寺お兄ちゃん、」

ペペロンチーノ「ま、まだその呼び方!?」

「まだ割り切れないけど...私はあなたを敵として認めます。」

藤丸「!?」

紙屋「何を言ってるんだよ...!」

ペペロンチーノ「...ありがとう、Aちゃん。空想樹を伐採するのがカルデアの目的、クリプターである私はその守護者。これは強制ではなく選択なのよ。私は自分の死より、世界の死を選んだの。」

「...そうだね。私もあなたの立場だったら、きっとそうしてる。でも賛同はしないよ。私がカルデアのマスターとして生きている限り、この世界は破壊させてもらう!」

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作者名:琲世 | 作成日時:2021年10月28日 18時

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