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「...よし、薬もちゃんと飲んだ。」

太陽も空も、そこにあるのは当たり前。だから世界の外から来た私たちも、この世界であって当たり前の存在にならなきゃいけない。どんなに苦痛だろうと、悲しくても、それがこの現状を打破するための唯一の道だから。

私、本当に人ではなくなってしまう。だけど大丈夫だ。

「何千、何万...どれぐらいの別れになるか分からないけど、役目は必ず果たすよ。だからそんな顔をしないで、いつもみたいに毒を吐いてよ。」

マシュ「...こんな状況では、どんなことを言えばいいのか分かりません。何も...」

「なら信じて。ラクシュミーは眠れるけど、私とガネーシャは意識を保ち続けたまま、君たちを待つことになる。でもそれでいいの。この方法がより確実なものになるなら、私はそれで構わない。むしろ期待してくれると嬉しいかな。」

ガネーシャ「そうそう!こちとら一日二十四時間引きこもりゲーマーなんだし、絶対に楽勝ッスよ!」

「...聖獣が見えてきた。多分アシュヴァッターマンを殺すため、だろうね。」

マシュ「...!反対からカリが!」

でもラクシュミー、君には何かあるんでしょう?

ラクシュミー「それは私が引き寄せた。安心しろ、可能な限り命令は加えてみる。聖獣たちと戦って押し留めろ、と!アシュヴァッターマン!今のうちに私たち三人を過去に!」

彼女のアクラシュミーとしての力を全力で稼働させれば、不運とは別の反動が起きる。アクラシュミーは悪魔カリの二番目の妻であるという伝承もあるおかげか、彼女の力であれば、カリもある程度操れる。

「君たちも聖獣をなんとか留めてほしい!後は頼んだよ!」

サンソン「...はい!マスターの命令であれば、必ず遂行します...!」

「それからラーマ、やっぱり呪い邪魔だから返しておくね。」

ラーマ「ぬぐぐっ...!?いや、確かに返されて当然だが...余の扱い酷くない...!?後で慰謝料請求するからな...!」

コヤンスカヤ「...私は人を助けない、認めない、愛さない、許さない。受けた借りはきちんと返させていただきます。それに...唯一私が心情を捨ててでも、信じたいと思える人がいる。そのために私は戦えるのです...!」

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作者名:琲世 | 作成日時:2021年10月28日 18時

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