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たくさんのごちそう、少しだけのろうそく。
私は誕生四千日記念日を迎えた。
アジャイ｢アーシャ、美味しいか？｣
アーシャ｢うん！すごく美味しいよ！...でも...誰か足りない気がする。｣
誰かいないような気がするの。不思議だよね。
私たちを守ってくれた、優しい誰か...
アジャイ｢...俺も何か、違和感だけは感じる。どうせあの間抜けが町に来るんだ。奴らに聞けばいい。｣
アーシャ｢そうだね...｣
一緒に祝うって、一緒にご飯を食べるって、一緒に遊ぶって、誰か約束したよね？
｢...あ、えいち｣
藤丸｢A｣
｢私が送り出したから？送り出したらダメだった？彼が反抗したから、だから消されて｣
藤丸｢A、もういい。｣
｢......｣
英智は私に対して理性がなくなっただけで、本当ならここで幸せに暮らしていたかったハズだ。アーシャ、アジャイ、ヴィハーン。彼らが君にとっての新しい家族、守るべき存在だった。
｢二人とも...違和感を感じていた。それだけ英智のことを大事に思っていたのに...私は...！｣
『彼が消えた一因はこちらにもある。アーチャーと戦う時、彼も共に神に立ち向かうと決めた。君が送り出そうと送り出さなかろうと、彼はもう神の敵として認識されていたんだ。』
｢...あ...そういえば、ヴィハーンは足を怪我したから、消されて...｣
ラクシュミー｢...まさか...｣
｢ラクシュミー、待って！私も行く！！！｣
藤丸｢A！？待ってくれ！｣
コヤンスカヤ｢...ほら、やっぱりね。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年10月28日 18時
