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「本当に怖かった...あの数は尋常じゃないよ。なんというか...空岩を守り続けているのかな。」
サンソン「だとしたら何のために、だろうね。人の言葉がない生物は、思考も読めないから本当に困ってしまうよ。例えば呂布とかランスロットとか。」
マシュ「は?」
サンソン「すまない、地雷だった。」
マシュ「はっ...こ、こちらこそすみません!彼の名前を聞くと、どうしても怒りで我を忘れてしまいそうになって...」
「...とりあえず村に戻って、今後の方針を決めることにしよっか。それでいい?」
『ああ、それがいいだろう。...だが気を付けてくれ、サーヴァントを一騎感知した。』
「...!みんな、一度隠れよう。聖獣同様、私たちの姿を認識されたら不味いからね。」
ァ、ア
そんな気持ち悪い声を発しながら、サーヴァントは私たちのすぐ近くを通りすぎていく。
カルナ「鬼舞辻様、私の、鬼舞辻様」
「...あれは」
私と敵対した女、鬼の頂点を補佐する者として君臨した女。だがあの頃と同じような強さは健在ではないらしい。というか、生気が抜けているような...
カルナ「向こう...かしら。歩かなくちゃ...歩かなくちゃ...」
ラクシュミー「...行った、か。あれは...サーヴァントなのか?」
『...サーヴァントと言ってしまったが、実際は分からない。彼女は何者でもないのかもしれないな。』
「...?」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年10月26日 9時