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大魔王「...嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!!!!なんでお前ら素人がサーヴァントを扱えんだよ!!!!!なんですべてのサーヴァントを呼び出せたんだよ!!!!!」
サンソン「ただの一時召喚だ。例え君にやられても、何度だって一時召喚が可能だ。」
大魔王「だとしても限度があるだろう!?死にたくない!!!!!こんなところで死にたくない!!!!!マーラ...マーラっ...!」
サンソン「...忘れたのか?ここはただの記憶の世界。後は君の戦いだ、盟友A。」
盟友「......私の戦い?」
サンソン「君がこの夢の守護者的立ち位置だと聞いたが、それは嘘なんだろう?君の悪夢を形作る者が回廊の先にいるハズだ。もう壁なんか作らなくていい、後は君が悪夢を倒すんだ。」
「...はーい...」
『オッケー!通信繋がったよ!A、そっちの世界は大丈夫そうかな?』
「一応大丈夫...突然知らない場所に転移されて...少し歩けば、皆と合流できるかも...」
『うっわ、あのサーヴァント全然転移できてないじゃん!...ん?私が迎えに行ってやる?それは助かる!A、そこで待っててね!盟友が迎えに来るから...』
話が聞こえてこないし、目もぐらぐらしてる。それに...
『...倒れた音がしなかったか?』
『オイ、貴様!貴様はこの私より立場が上なのであろう!?指揮官なのだろう!?指揮官が簡単に命を落とすな!』
『いやいや、そんなわけ...』
「頭から血が出てます...死にかけでーす...」
『うっそぉ...盟友!早くして!Aが本当に危険な状態なんだ!』
霊基外骨骼が上手く起動しないせいで、傷が再び悪化した。あくまで仮だからしょうがない。マシュのように起動なんてできない。
でも...
「もう少し...役に...」
盟友「到着したわ。...金髪のメスガキが倒れてるけど。」
『その呼び方はやめて!?はい回収!そして君の悪夢に立ち向かえ!!』
盟友「はいはい。行くわよ、カルデアのマスター。プリテンダーの私はここで役目を終えるけど、貴女はそうじゃないでしょ?この私の最初のマスターにして最後のマスターなんだから、最後ぐらいマスターらしく振る舞いなさい。」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年10月22日 19時