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「...あの箱のようなものは、神の空岩って言うらしいね。」
藤丸「樹も突然現れてビックリしたって言ってたし...ロシアとここは共通の認識みたいだね。空岩に関しては昔からあるだけのもの、あれは何なのかって言われてもよく分からないって言われちゃったし、空岩調査も少し難しくなってきた。」
「それに明日はカリ・ユガと呼ばれて、あの化物が勢揃いときた。...明日にはみんな死ぬ。その事実だけで、身震いしてしまうよ。」
紙屋「...確かにな。でもいいんじゃないか?よそ者への態度はともかく、神へずっと祈りを捧げていたんだ。神様に認められているんだし、次のユガで生き返るだろう。」
「...そうだね。そうだと...いいよね。」
アーシャ「みんな、こっちだよーっ!」
藤丸「...いいのかな。どうして先輩の名前だけ知っているのか、そんなことを聞かなくて。」
ラーマ「一応言っておくが、マスターの名はインドでは絶対に伝わっていないぞ。遠い親戚にAがいます、ということなら分かるが...神の名にマスターの名は刻まれていない。」
「子に神の名を刻むこと自体が怖いからね。この件については、私がゆっくり弟君から聞いておくよ。君たちはその体をゆっくり休めること。じきに夜、体も冷えるでしょう?」
紙屋「そうだけど...」
「ああ、ついでに私の羽も貸してあげる。三人ぐらいなら私の羽で包めるし、すごく暖かいよ?」
紙屋「ヤンデレモードの時によく感じました...」
「人の暴走をヤンデレモードって呼ぶな、阿呆。」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年10月22日 19時