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シオン「おはようございます!...その花はどうしたんですか?」

「えっと...お守り用!」

シオン「うんうん、いいですね!やっぱり可愛い女の子はそうでなくっちゃ!」

「...そういえば私、女の子って言うほど年齢...」

紙屋「二十歳って立派な大人だよな。」

「......忘れようか!」

紙屋「忘れんな。」

シオン「今回の目的地はインドの異聞帯。目的はシャドウ・ボーダーの強化、インド異聞帯の探索、消去となります。強化については私とキャプテンの管轄ですので、皆さんはお気になさらず。ボーダーに詰め込む物資は二十日分を想定。戦闘方針はいつも通りってことで。」

サンソン「了解です。それからAの分も...」

シオン「うん?」

サンソン「冗談です。あ、薬はありますか?」

シオン「もちろんありますとも!Aちゃん専用の薬ですよね?それならもう収納に入ってありますので、持ち歩く際は錠剤3個、服用するのも一日に3回まで!それ以上は何があっても許可しませんからね。」

「ちゃんと守るよ。それじゃ、行ってきます!」

シオン「はーい!...本当に大丈夫なのかなぁ。いや、今まで大丈夫だったからいいけど...」

白田「大丈夫だ。あの襲撃から逃げたときから、Aが無意識に僕たちを守ってくれていたんだよ。霊基保護だけでも、相当の魔力を割いていただろうな...」

シオン「...あの子だけ少し心配ですね。でも大変なことになっても大丈夫!今の彼女は前より強くなっていますから!」

Lostbelt No.4 創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ→←.



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作者名:琲世 | 作成日時:2021年10月22日 19時

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