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アンルシア｢...幸せだったなぁ。｣
アスバル｢...僕は許した覚えはない。｣
盟友｢知ってる。殺していいよ、アスバル。｣
アスバル｢ああ...最初からそのつもりだ。僕はずっと殺人犯を殺すために生きてきた！！！｣
プリテンダーではなくなった、つまり生者に戻った彼女は焼死した。
熱くない。だから止めないで。そう言った彼女を、誰もが止めることができなかった。それから三分は焼かれ、やがて死んだ。
アスバル｢...これでいい。どうせこの出来事も忘れるぐらいなら...この恋心ごとッ...｣
冒険者｢アスバルは魔法に優れた魔王なんです。私、彼のことをすごく尊敬しています！彼と一緒なら、皆を守れるような魔法も生み出せるかなーって思ってて...｣
エミヤ｢...そうだな。｣
あの日、マーリンとサンソンが感じた視線。アスバルの復讐。そのすべては幻なのだと、自分に言い聞かせることにした。
エミヤ｢...？石扉の前に誰か...｣
｢...そういうことだから。私、貴方とは縁を切る。返事しなくていいよ。貴方のような人を親とは認めない。｣
エミヤ｢マスター、どうした？｣
｢エミヤ...扉のすぐ向こうにね、私の父親だった人がいるの。私の暴言を黙って聞いてくれたことは嬉しいけど、もう彼と言葉も交わしたくない。行こう、二人とも。｣
冒険者｢はーい！｣
エミヤ｢...｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年10月22日 19時
