君達と紡ぐ物語 FGO×進撃の巨人×ジャックジャンヌ (ページ10)

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君に再び出会うため、僕たちは5000年の時を越える。ページ10

何日経ったのだろう。この世界ではあまりにも衝撃的な出来事が起きすぎて、私たちは時間の感覚すら麻痺してしまった。

まだ二日目か。二日目にしては...あまりにも疲れすぎた。

マーリン｢...マスター？｣

｢...｣

マーリン｢このアヴァロンは確かに美しい。だが、今はまだ来てはいけないよ。そろそろ夢から覚めよう。｣

マスターは静かに頷く。私の手を強く握る。早く起きたくて、早く愛している旦那を抱きしめたくて堪らないだろう。私だって彼女にそうしてやりたい。

マーリン｢マスター...必ず君を助けるよ。｣

マーリン｢というロマンチックな事が起きた直後に牢獄行きかァ！！！｣

ベルマ｢これも指針書に従ったまで。指針監督官・ベルマの目からは逃れられんぞ？この不届き者が。夢遊病のごとく女どもをナンパしまくって...｣

ロマニ｢分かる。マジでこの男は死んだ方がいい。｣

盟友｢同意でーす。｣

ベルマ｢ん...？そういえばお前たち二人は捕まえなくていいと書いてあったな。いいだろう、その二人だけ牢獄から出してやる。病人の元へ案内してやろう。｣

｢｢ありがとうございまーす！｣｣

マーリン｢えっ？私だけ牢屋？マーリンお兄さんの顔を見てくれ！どう見ても胡散臭くないだろう！？｣

ベルマ｢存在が胡散臭い。｣

マーリン｢クッッッソ初対面なら騙せたのに！！！｣

ベルマ｢ほら、やっぱり胡散臭いクソ野郎じゃないか。｣