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パラケルスス「...確かに呪いがかけられていますね。マスターの体力が根こそぎ奪われていますが、とりあえずは無事のようです。フィン、戻りますよ。このまま負けっぱなしでは、マスターを目覚めさせることも...人に戻すこともできない。」
フィン「ああ...そうだったね。ここで嘆いても、マスターを守れるわけではないんだ。パラケルスス、彼の千里眼は?」
パラケルスス「知ったかぶりのクソ魔術師ですか?この世界に来た途端に封印されたようですよ、千里眼。今思えばアレも千里眼ジョークだったんでしょうけど、ああいうバカなので少し腹立ちますね。」
フィン「激しく同意。」
アビゲイル「マスターさんが眠ってしまった!?王子様のキスで起きてくれるかしら!」
パラケルスス「だとしたら、此処に戻る前にとっくに起きてますよ。」
サンソン「あ?」
パラケルスス「冗談です。サンソンが試しましたが、呼吸の音一つ変えずに眠ったままです。死に至るわけではありませんが...マスターの指示無しに能筋サーヴァントが戦っても、戦況は悪化するものかと。」
マーリン「否定しない!ごめん!!!」
マリア「それはロマニとサリエリに任せれば問題ないかと。ねっ、フォウさん。」
フォウ「フォフォーウ!」
マリア「...後は我々が時渡りをして、彼女の神化を止める薬と呪いを破壊する薬を入手するだけ。あくまで入手するだけですよ。前者はマスターが目覚めてから、マスターが飲みたいときに飲ませればいい。どうやらマスター、この世界に思うところがあるようで...」
サリエリ「うむ...そうだな。本人の判断に任せるのが一番いいだろう。」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年10月20日 0時