君達と紡ぐ物語 FGO×進撃の巨人×ジャックジャンヌ (ページ43)

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記憶の世界ページ43

兄が死んで、私は自ら勇者としての記憶を捨てた。その記憶を呼び覚ましてくれたのは貴女だった。だから...今度は私たちが助ける。

クオード｢アンルシア！｣

アンルシア｢...まだ死なないわ。最後まで生きてみせる。カルデア、貴女たちにはたくさんの迷惑をかけてしまったけど...それでも助けてほしいの。あの子の呪いを、どうか解いてあげて。｣

｢...任された。マシュ、蝶の効果の付与ご苦労様。後は私とシャルルで記憶に潜り込んで、あの女を倒す。サーヴァント・プリテンダーとしての彼女をここで終わらせる！｣

マシュ｢気を付けてください、先輩。今度はちゃんと帰ってきてくださいね。｣

｢必ず戻るよ。向こうに帰ったらたくさんハグして、私のことをたくさん慰めてね。...行くよ、シャルル。｣

サンソン｢ああ。｣

パドレも、自分の妹もそうして助けた。世界を救うためなんかじゃなく、自分が守りたいから。それだけの理由で、貴女は自分の命を懸けてきた。自分の人生さえも投げ捨てた。

私たちがそれを拾い上げる。空っぽの貴女に、貴女が落としていったものを返す。私たちが恩返しする番。

アンルシア｢...待っているからね、A。｣

サンソン｢...ここは...村？｣

姉｢待ちなさい、マーラ！そんなに走っていると...｣

マーラ｢お姉ちゃん～...｣

姉｢ほーら、転んで怪我した。お姉ちゃんも回復は得意じゃないんだから、ちゃんと気を付けるんだよ？｣

マーラ｢うん...ごめんなさい...｣

｢...幼い兄弟...あの二人か。｣