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亡国・ネクロデア ページ4

「...」

?「アア、目が覚めた。腕が動かなくて辛いだろう?宙ぶらりんは私の好みなんだぜ。その拘束魔法なんか、簡単に解けないように頑張ったんだよ。」

「ああ...悪趣味なのは理解した。」

?「......今はピエロとしての我ではなく、素の我としてもう一度交渉をさせてもらう。我が世界の玉座に座れ、小鳥遊A。もうじき潰える命、どうせならここで永遠のものとしないか?カルデアなんぞに捧げていい命ではないのだと、我が断言しよう。」

「それは私が判断する。私はカルデアのマスターでありサーヴァント...一度は神様として彼らを守護するのもいいと思ったけど、今は神様になんかなりたくない。ただの人間として、私は世界と戦い続けるの。」

?「世界と...そうか。だが君がなんと言おうと、我は絶対に諦めない。何度も攫う。何度も君の唇に誓いを立てる。どんな猛者であろうと、この壁は決して砕かれない。...しばらく眠るといい。君と話すのは、あの目障りなサーヴァントを蹴散らしてからと決めているからね。」

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作者名:琲世 | 作成日時:2021年10月20日 0時

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