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ギルガメッシュ「...で、今度は眠り姫にどう説明するって?」

サンソン「炎に包まれた氷の舘でブリュンヒルデと出会った!」

ギルガメッシュ「簡潔すぎませんか!?」

「...むにゃ...」

ギルガメッシュ「マスターさん可愛くて賢いからいいんですけど!!!」

サンソン「いいんですね。」

ギルガメッシュ「お前が言ったことだろうが!!!」

ブリュンヒルデ「...あ、起きました。おはようございます、Aさん。」

「......」

ブリュンヒルデ「......」

「よし!」

煉獄「何を理解したんだ...?」

藤丸「...一から説明しておく?それとも成り行きに任せる?」

ナポレオン「成り行きに任せよう。」

藤丸「よし、決まり。」



汎人類史の英霊、ブリュンヒルデ。シグルドの伴侶であった元戦乙女だ。そして、シグルドを殺した女でもある。

おそらく藤丸たちは、シグルドを倒すための手段として彼女に会いに来たのだろう。その正体までは知らずとも、必ず私達の力になると信じて。

ブリュンヒルデ「...理解、しました。」

彼女は異聞帯で巨人と戦い、その最中にオフェリアとワルキューレに封印されていた。ワルキューレなりの気遣いだったのだろう。

こうして封印が解かれた以上、長女という立場にある彼女は妹と戦うことになる。重い使命だが、彼女もそれを覚悟して眠りから覚めたのだろう。

サンソン「...その顔、あらかた理解したという感じですね。とりあえず、まずは第67集落に向かいましょうか。」

煉獄「...」

サンソン「煉獄さん?」

煉獄「いや...分かっていても辛い、という話だ。君の行く末は事情を知らない者でも、だいたいの予想がつく。君はこのままでは死ぬ。女神、そして黒犬の毒に蝕まれながら。」

「その前に女神を殺すよ。夢の中で出会った黒犬とも、少しだけ話をしてみる。可能であれば、だけどね。」

煉獄「...君のような少女なら、必ずやり遂げれる。君の行く末を見届けるまでは、俺も意地でも生き残るとしようか。」

.→←まるで、春の日向のような



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作者名:琲世 | 作成日時:2021年9月21日 15時

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