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フォウ「フォウ!」

サンソン「...今回は六人旅ですね。フォウ、僕のコートの中においで。マシュにあまり無理をさせてはいけない。」

フォウ「フォーウ!」

マシュ「わっ、フォウさん!」

紙屋「...ドンマイ。」

サンソン「...そういえば、マシュの装備に新たに追加されたもの...スキーでしたっけ?」

マシュ「一人乗りです!」

ギルガメッシュ「...」

紙屋「...」

藤丸「あれ、言わなかったっけ?俺たちにはボード単品が用意されてるって。これをマシュのスキー板に繋げれば、皆で高速移動が可能だよ!」

サンソン「...いや、単品の乗車可能人数多いでしょ。乗せろ、そのボードに。」

藤丸「目がギラギラだね!?」

紙屋「いよいよマスター病が発症したか...とりあえず、目指すは村だ。生命体の反応はあるんだから、この先をまっすぐ進めば誰かに会えるだろ。通信できないのは残念だが...とりあえず何とかなる。」

ギルガメッシュ「皆で頑張りましょう!えい、えい、おーっ!」

紙屋「お前が言うと違和感しかない。」

ギルガメッシュ「えっ、そうですかね...?」

サンソン「...あの鳥のように自由に飛べたらなー...」

紙屋「Aぐらいにしかできない芸だろ。」

藤丸「あれって魔術だよね?結構すごかったなー。」

マシュ「...そういえば何故、先輩には羽が生えていたのでしょう。」

藤丸「......」



シグルド「マスター、外が騒がしい。」

オフェリア「えっと...二人が決闘を繰り広げていて...」

シグルド「なに?」

オフェリア「こう思えばいいわ。あの子が飛べるのはサーヴァントだから、あの子が犬になるのはサーヴァントだから。そうすれば思考放棄なんて簡単なのよ。」

シグルド「......まったく意味が分からん。」

.→←万物の霊長



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作者名:琲世 | 作成日時:2021年9月21日 15時

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