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カラプス「...嘘だ。俺が死ぬわけがない。」

「...」

あんな、突然現れた女相手に?俺も彼女も殺されるのか!?まだ、まだやれていない。思うがままに人を殺せていない...女神もそれを望んでいるのに...

カラプス「!?」

「...?」

カラプス「分からない...何故だ?吉田A、お前だけは裏切らないって...」

刃が生成された。俺の意思とは関係なく、女神の強い意思から。

カラプス「オイオイ...今さら正気になったなんて、冗談言うなよッ!!!」

「おとなしく死ねばいいのに。その右手、離したらどうですか?」

カラプス「死ぬものか...!俺は...俺は...!」

「...藤丸、貴方に人を殺す覚悟は?」

藤丸「...殺すんじゃない。二人とも助ける!」

「二人とも...?」

この腕をもっと強く抑えなければ、俺の命も女神の命も失われる。利用価値ならまだあるのに......

藤丸「この刀の使い道を教えてもらった。チャンスは一度...今しかないんだ。」

「...分かりました。そこから動かないでくださいね、吉田A。どうやら貴女の命は、助かる見込みがあるようですので。カラプスもですよ。」

カラプス「...!」

「藤丸!その光をもって悪に刃を!」



____ビンゴ。

夏油「仕事?魔獣討伐はもう終わったよ。」

七海「なら何処に行くというのですか。」

夏油「藤丸たちを助けてあげるんだよ。私は優しい男だからね。」

.→←.



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作者名:琲世 | 作成日時:2021年9月4日 19時

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