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紙屋「ディンギルの一斉掃射...兵士はもういないのに...!」
ゲル「城門に設置されたディンギルは三百六十機!これらはすべて、王が作り出したもの!ならば彼が操れるのも当然至極、自然界の常識です!」
ギルガメッシュ「阿呆が!この我が作り出したものが、自然界にあるものか!」
ゲル「ハッ、以降発言に気を付けます!ともかく、起爆剤となる例の石がなくとも、王にかかれば簡単に賄えるのです!」
ギルガメッシュ「よく見ておけ!ティアマト神の足止め、ここで見事に果たして見せよう!」
____神の目が光る。その目はマスターを捉えていた。
藤丸「あの光...」
「藤丸!!!」
藤丸「...死んだ、俺」
二人のサーヴァントはとっくに消えてしまった。間に合わない、届かな
藤丸「...おう、さま?」
ギルガメッシュ「狙撃とは小癪な...だが狙いはいい、やるではないかティアマトめ!」
ゲル「ギルガメッシュ王...その、傷...」
ギルガメッシュ「気にするな、致命傷だ!それより貴様だ、馬鹿者!無事か!無事だな!ならば良し!」
王の心臓を光が貫いた。にも関わらず、王はさらにその体を酷使する。
サンソン「攻撃をやめてください!!!副業ではありますが、僕も医者の一人です!早く治さないと死んでしまいます!!!」
ギルガメッシュ「無理と言うか?我は限界だと?もはやウルクは戦えぬと!貴様はそう言うのか、藤丸立香!」
...王が決めたのなら、下の者はそれに従う。
それに...私たちはウルクの強さを知っている。
藤丸「いいえ...いいえ...っ!」
紙屋「...ウルクはここに健在ですっ!!!」
ギルガメッシュ「よくぞ言った!では我もいよいよ本気を出すとしよう!初めから全力だったが...見栄というものがある。貴様らの生意気な言葉で目が覚めたわ!そして我が妻よ!貴様も夫を労え!!」
「......たかが心臓を貫かれたぐらいで倒れるな、ギルガメッシュ!最後まで戦え!!!」
ギルガメッシュ「乱暴ではあるが良しとしよう!好きだ!!!」
サンソン「こんな状況で悪いですけど、今の好きだ発言でイラッと来ました!サーヴァントとして召喚された際は、是非三度は殺させてください!!!」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年8月27日 2時