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アンデルセン「...後は俺たちだけでも抑えれそうだな。白田美ツ騎、あの裁定者にこう伝えておけ。お前は不要な役割を押し付けられても、泣きわめこうと、それを捨てずにここまで這い上がって来た。誰が何を言おうと、俺はお前の行いを賞賛する。恥じることはない、とな。」
白田「またらしくない...ああ、通信機越しにAに伝わってるよ。カクトが気を効かせて、向こうに声だけでも伝わるよう調整してくれたからな。」
アンデルセン「フン、そうか。」
パラケルスス「おや?照れておられるのですか?」
アンデルセン「殺すぞ。」
パラケルスス「これは失敬。ですが恥じることはありませんよ。あれだけ根性のある女性なら、どんな男性でも目を奪われてしまうというもの。私もその一人に近いです。」
ジャック「おかあさん、いろんな人に好かれているんだねっ!」
ナーサリー「わたしもあの人のことは大好きよっ!いつも一緒に絵本を読んでくれるの!」
ランサー・オルタ「...行け、若き者よ。いくつもの物語が繰り返されてきたあの台詞、今度は私たちが言う番だな。」
アンデルセン「...」
ランサー・オルタ「と言いたいところだが、これはアンデルセンに任せる。」
アンデルセン「だろうな!!!此処は俺たちに任せて先へと進め!!!」
白田「ああ...!行ってくる、アンデルセン!」
紙屋「またカルデアで思う存分戦わせるからなー!」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年8月27日 2時