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加斎「よし、君たち二人のおかげで敵の動きは読めた!ここの魔神柱の動きを止めるのは、俺たちに任せてよ。」

白田「...本当にいいんだな?」

織巻「はい!最近、希佐が異世界に行ってたんですよ。そこで新しい力を手に入れたって聞いたし、希佐に頼りながら戦わせてもらうッス!」

世長「スズ君も戦うようにね。」

織巻「わーってるって!」

高科「本当に仲良しだな、お前らは。カイも珍しく微笑んでるな?」

睦実「ああ。これまで以上に、皆の仲が深まっていると思ってな。......特異点が完全に修復されれば、記憶は消えてしまうかもしれない。だが記憶が消えても、これまでの戦いで得たものだけは覚えている。これからも仲良くやっていけると、安心したんだ。」

稀「わかるー!ここに来ていない皆も、絶対に先輩と同じことを思ってる!戦いがなくたって、私は皆と仲良くするつもりでいたけどねっ!」

宇城「マレマレに同意〜!魔術王とかソロモンとか知らないけどお、悪いヤツって認識でいいんでしょぉ?さっさと倒してきてよねぇ!今度はちゃんと、皆で最高の演劇を披露したいんだから!」

御法川「...ってことだ。田中右はここにいないけど、アイツも同じ気持ちだ。透明な器に固執しないで、クラスの壁を越えて皆で楽しみたいって。負けんなよ、二人とも。そりゃ人間って悪いことばっかするけどさ、それ負けないぐらいの希望も抱いてんだ。人間が抱く希望ってヤツ、頭のお堅い王様に見せつけてこい!」

紙屋「...」

御法川「百無のことなら気にしてない。聖杯を回収してすべてが元に戻ったように、俺たちだって何度でもやり直せる。」

『あ、本当ですか?それなら先輩をパシれるよう、何度だって努力できますね。』

御法川「前言撤回!お前の事だけは嫌いだ!!!」

紙屋「...それぐらい元気なら、確かに心配はないみたいですね。行ってきます!」

白田「他の四人と早く合流するぞ!いつの間にか分断されてるせいで、位置特定は困難だけど...手伝ってくれるよな?僕のマスター。」

紙屋「ああ!俺たちの"友達"に会いに行くぞ!」

御法川「...友達...本当に変わったな、二人とも。」

.→←微小特異点の縁



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作者名:琲世 | 作成日時:2021年8月27日 2時

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