死ぬまで私は平凡な日常を過ごすと思ってた、だけど、、、《EXILE TRIBE》

43話 昼食 ページ45

『へぇ、そうなんだな。まぁ、なんにしろお前がここに連れてきたんだ。それなりにもてなすぜ？』


葵「あ、あの！お二人はどういった関係で…？」


雅臣「ただの腐れe…」


『俺達は親友なんだ！昔っからの仲良し！！』


雅臣「…まぁ、そういう事だ」


葵「そうなんですね！」


隆二「雅臣の昔の話、聞きたい！」


『それは席に座って料理を食べてからだな！』


雅臣「二人とも、時間はまだまだあるんだから
焦らずにまずは料理を食べよう。ここの料理は
一流と言ってもいいぐらいだから」


『！？お、お前！本物かよ？！』


雅臣「は？」


『お前が俺の料理を褒めたことなんて一度も
ねぇんだぞ！？』


雅臣「はぁ？お前が不味いメシばっか食わせて
きやがったからわざわざ不味いって言ってやっ
たんだろうが」


『あ、テメ！言いやがったな！！』


雅臣「ﾊｧ…球磨川、隆二さん。早く席に座ろう
コイツは無視だ無視」

グイグイと2人を個室に追いやる雅臣
その表情は少しだけイキイキしているように
見える


『ったくよぉ〜。んで、今日は何すんだ？』


雅臣「俺はいつも通りでこっち(葵)が
ハンバーグでこの人(隆二)がステーキ
飲み物はテキトーでよろしく」


『おぅ！分かった！すぐに作るぜ！！』


雅臣「あぁ」


葵「本当に仲が良ろしいんですね」


隆二「なんか、俺ちょっと羨ましいかも…」


雅臣「羨ましい？なんで？？」


隆二「あんなにも雅臣と楽しそうに話してたら
羨ましいよ…俺だってもっと雅臣と仲良くしたい
のに、、、」


葵「あ〜、それ分かる！雅臣先輩ってなんだか
私達に壁を作ってる気がするもんねぇ〜！！」


雅臣「(壁、か…)そうか？俺は別にそんなつもりはねぇんだけどな」


葵「先輩が分かってないだけです！」


隆二｢そうだよ、雅臣が自覚してないだけだよ｣


雅臣｢そうか？｣


隆二、葵「「うん！／はい！」」









雅臣「…あ、料理がくるみたいだぞ」


葵「美味しそうな匂い！！」


隆二「楽しみだね〜♪」


雅臣(声については食事した後で聞いてみるか…
どう切り出すかな…)


『お待ちどうさん♪』

3人前ほどの大きなお皿に豪華に盛られたお肉やサラダ、ステーキやハンバーグなどが四つ運び込まれた


雅臣「結構、多いな」


『おう！今日はコイツが初めて人を連れてきたからな！豪勢にもなるさ！それに、お前の大事な人達なんだろ？それじゃぁ、俺も大切にする。これからも良かったら来てほしいしな〜』

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