死ぬまで私は平凡な日常を過ごすと思ってた、だけど、、、《EXILE TRIBE》

41話 買い物 ページ43

葵「これ、可愛い〜♪」


隆二「そうだね！葵ちゃんに似合ってるよ！」


葵「りゅーちゃんはこれが似合うよ！」


隆二「ホント？これ買おうかなぁ…」

買い物に来て速攻、球磨川と隆二さんが
二人してはしゃぎ始めた。それを少し遠くから
見守ってる俺は、荷物持ちをしている

あ、もちろん2人が俺に持たせたわけじゃない
俺が自分で持ってるだけだから
女の子や可愛い隆二さんに荷物を持たせる
わけにはいかない。俺は今、男だしな

てか、買い物を始めて1時間ぐらいだが
もう両手がいっぱいで持てそうにないぐらい
買ってるのにまだ買おうとしてる二人に
これ以上は持てないってさすがに言えないから
どうしようかと迷ってる

あ、名案を思いついた
家に全部、送り付けたら良いんじゃね？
よし、そうしよう


葵「雅臣先輩！これとこれとこれとこれ…
どれがいいですか？？」


雅臣「…全部似合うから全部買えば良い」


葵「じゃあ、全部買ってきます！！」


隆二「雅臣ぃ〜、俺のは？どれがいいかなぁ？
なんだか選べなくて…」


雅臣「んー…どれも隆二さんに似合うから
全部買えばいいと思うよ」


隆二「そっか！分かった！！」

こんな感じでずっと迷ってる物を全部
購入しているから両手で持てないぐらい大量の
荷物を持つことになった。因みに、今日の出費は全て
俺持ち。油田持ちとかじゃないからな？

ただ俺は普通の人より物欲が無くて使わずに貯蓄を
しまくってたら他の人より多少なりとも多く
持っていただけだ。まぁ、二人が喜ぶならどれだけ
でもそれを使ってもいいと思ってる

どうやら俺は2人に相当、甘いみたいだ
だからといって厳しくするつもりは一切無い
人に興味のない俺がここまで甘やかせる人間は
そうはいない。だから大事にしたい。と
心の中で思ってる。2人の笑ってる姿が俺に
元気を与えてくれる、というのは一緒に暮らして
分かった事だった。俺もこんな感情があったの
かと、少し笑えてきた


葵「次、行こ！りゅーちゃん！！」


隆二「うんっ！雅臣、早く行こうよ？！」


雅臣「…はいはい((微笑」

二人の元気よく呼ぶ声に微笑ましく思いながら
二人のあとを追いかける。今日は楽しい一日に
なりそうだなぁ…

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