あとがき ページ17
最後まで読んでくださり、
誠にありがとうございます。
ようやく、「リハビリ」として書きたかった
作品が書けました。
その割にはかなりグダグダしてヤマも落ちも無く
非常に申し訳ない気持ちです…
書き始めた当初の設定を書いてる途中でかなり変えてしまったので、結局「太陽の街」とはなんだ?
と、自分で色々と考えいました。
一番最初は、ヒロインと上手くいかないと思っていた幸村くんが、ある時夢か何処か分からない場所で
今とは少し違うヒロインと出会う。
としていたのですが、最初から幻覚という形に。
この作品はあるアーティストさんの曲をモチーフ?にしてます
幸村くんがヒロインが居ないことを知った瞬間、
もっと崩れ落ちる予定でしたが、うーん見事な表現不足。
書こうとしても書きたいようにはなかなか行きませんですな。
最初、ヒロインが幸村くんに冷たい(無視)しているのは、それは「幸村くんが見てる幻覚」だからです。
ブン太や柳は、幸村くんを監視するために見に来ていました。
彼の日常生活、精神に異常がないかを確認するために。
幸村くんは、このお話では一つの精神病に近い状態で、目の前で起きた現実を受け入れられずにいた。
死んだはずの彼女は、幸村くんをずっと近くで見ていました。
霊感のない彼は、彼女は見えませんし声も聞こえません。勿論、触れたとしても気が付かない。
「太陽の街」を知らなくていいと言うのは、
「今の貴方が現実を知ったら壊れてしまうから」という意味でした。わかりづらくてすいません。
途中で幸村くんに対してヒロインが変わったのは、
それは死んだ彼女そのものだったから。
要は、「見える」様になったから。
霊感のない筈の幸村くんが彼女を見れるようになったのは、「死が近づいている」という事。
彼の精神は蝕まれていた。
ヒロインは幸村くんを自分と同じようにしたい訳でもありません。ただ、彼には元に戻って欲しかった。
以前のようにテニスをして笑っていた欲しかった。
だからこそ、彼と一緒に自分が死んだ場所へ行き、
全てを思い出させた。
今回で小説の難しさを改めて理解しました。
好きなように書こうとしても、なかなか上手くいかなくて更新が遅くて申し訳ないです。
評価にお気に入り、本当にありがとうございます。
こんな作品ですが、最後まで読んでくださり本当にありがとうございました!
2017.05/21(終)
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