初めて恋をした日に読む話〜春見の妹は天才美少女〜Part4

17話 ページ19

Aside

夕方になり、今日の授業は終わった

1日長かったなぁ…

美香「匡くん！一緒に復習しよっ！」

そういって美香ちゃんは匡平くんの
腕をギュっとした

匡平「1人で復習しろよ！」

美香「ふん…」

A「ほらほら匡平くん美香ちゃんと仲良くしないとね」

そういって私は匡平くんを
美香ちゃんのほうによせた。

美香「匡くんいこっ！」

ふぅ…一段落

匡平「A！お前はかえらねぇの？」

A「今日はお姉ちゃんと帰るから。お姉ちゃんの仕事が終わるまで自習しようと思って…」

匡平くんから逃げるように自習室へ向かおうとしたせいで、近くにあった机にぶつかって転びそうになった、が匡平くんに抱きとめられた。

匡平「大丈夫か？」

そういって匡平くんが腰に手を回して支えてくれた。声の聞こえた方を見ると思いのほか顔の距離が近く、びっくりして匡平くんを押してしまった。

A「うわっ…」

匡平「何すんだよ」

しっかりしろA。匡平くんは勉強しすぎておかしくなってるだけだぞ。

匡平「おい」

A「大丈夫大丈夫！では失礼つかまつる」

私は急いで自習室へむかった。

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