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13話 ページ13

翌朝
Aside

朝起きていつも通りお姉ちゃんを起こしにお姉ちゃんの部屋へいくと…

A「山下先生!」

なんでお姉ちゃんの部屋に山下先生がいるの
しかもなんでそこに手があるの…

A「ちょっとお姉ちゃん!」

お姉ちゃんを起こすと

順子「あっ、A…メイク落とさないで寝ちゃった…ってん?えっ?なんで山下くんが!」

A「聞きたいのはこっちだよ」

パニック状態のお姉ちゃんの代わりに
山下先生をお母さん達にばれないように
家から連れ出した

A「あの…昨日お姉ちゃんとは…」

山下「別にやってねーよ」

A「え?」

山下「泥酔しすぎてできなかったっていうか、胸触ってたら朝になってたっていうか」

A「えっえっ?なんで」

山下「そこにパイがあったから」

A「山があったからみたいに言わないでください」

山下「お前姉ちゃんにそっくりだな。気が強くて、でも隙だらけで、男なんか興味ねぇって顔で夢中で勉強して高校の頃俺が好きだったあいつまんまだ。」

私の頬に手を当てて山下先生はそういった

突然自転車のとまる音がした。
音のした方をみると

A「匡平くん…なんでこんな所にいるの?」

そこには驚いた表情の匡平くんがいた

A「ねぇ、匡平くん」

匡平くんは私のことを軽蔑するような目で見て自転車をこいで行ってしまった。

A「ねぇ匡平くん…待って待って!」

グッと山下先生に引かれた

山下「追いかけてなんていうつもりだ?」

A「誤解を解くんです。みましたか匡平くんの軽蔑するような目」

山下「問題です。高3男子が毎日毎日、同級生の女の子の写真を持ち歩いていました。さて、この時の高3男子の心情をわかりやすく説明しなさい。」

A「えっ…それは…」

山下「…あいつがここに来たのは多分毎朝、チャリでお前ん家の前通るためだ。俺も高校の頃そうだったから分かる。もし笑ってる顔が見られれば、少しでも声が聞こえれば、それだけで元気出るんだよ。……好きだから。」

A「えっ…」

匡平くんが私を…そんなはず…


匡平side

なんでAが山下と家の前にいるんだよ……

匡平「ちくしょ!」

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DreamR123(プロフ) - ピピさん» コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いします! (2019年3月15日 16時) (レス) id: 5772a261e4 (このIDを非表示/違反報告)
ピピ - 毎回楽しくて読ませていただいてます。更新楽しみです! (2019年3月13日 1時) (レス) id: eed67d480c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆめ | 作成日時:2019年3月3日 3時

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