ＨｉＨｉＧｉｒｌ (1) (ページ29)

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〇敏感肌ページ29

Yuto side

雛「緊張してる？」

７月最終日の本番前

舞台袖で１人座り込んでた俺のところに
ひょこっと現れた

……ほんとにひょこって感じなの。

緊張してると思って、励ましに来てくれたんだろうけど

優「ガチガチじゃん！笑」

雛「…バレた？笑」

俺以上に固まってるしっ！

俺には緊張してる所なんて
滅多に見せないのに

優「珍しいねー？笑」

ちょっと笑いながら覗き込めば

雛「………ふふ笑………良かった」

固まってた姿から一変
いつもみたいな優しい表情

優「えっ、と？」

演技だった、ってこと……？

雛「ゆうぴー、具合悪いよね。」

優「っ！」

＂知らないとでも思ったー？＂
なんて得意気に笑う

隠してるつもりだったのにな…笑

雛「緊張してるのもプラスされてるし、なんか出来ないかなーって思ったんだけど、」

＂少ししか笑わせてあげられなかったね＂

そう言いながら隣に座り込む

でもね？

優「ありがと、だいぶ良くなったよ」

背中を摩ってくれるAに伝える
なんでも分かっちゃうんだね

優「Aは、敏感肌なんだね」

雛「……多分、使い方間違ってるけど、
それがゆうぴーだもんね？」

なんかよく分かんないまとめ方されたけど

おかげで元気出てきた！

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あと１分
HiHiJetで集まる

優「よっしゃ、頑張るぞっ」

気合い入れて行くぞー！

瑞「優斗、俺らいるから」

涼「サポートする、安心して」

蒼「いつも通りファイト」

優「……っ！……みんな、」

なにこれ

本番前なのに泣きそう

雛「笑、さ、行こっか？」

優「みんな……っ、ありがと！」

全－優「「いいから早く！！」」

HiHiJetが大好きです。