《名探偵コナン》業火の向日葵 (ページ9)

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8話ページ9

「別に、そんなんじゃ…」

お婆さん「向日葵が好きなのも、それかしら？

あなただけを見つめている…」

そう言ってお婆さんはコナンを見ながら向日葵の花言葉を呟いた

「！！！」

見透かされているかのようなAの気持ちにお婆さんは更に話しかけた

お婆さん「昔の私と同じ目をしているの、あなた。」

お婆さんとAの会話を静かに聞いている灰原

そこに向日葵を見終えたコナンがやって来た

コナン「さっきより顔、赤くなってねぇか？」

「！！！」

図星をつかれ更に赤くなるAの顔

コナン「熱、出てきたんじゃねぇか？」

「違うもん！！大丈夫だもん！！」

コナンがAの額に手を当てようとした時、思わずその手を払い除ける

コナン「…おい！」

コナンから逃げる為走っているA

コナン「走るな！！って」

その様子を灰原が静かに見ていれば、お婆さんが今度は

灰原に話しかけた

お婆さん「人気なのね、あの男の子」

灰原「…え？」

そう言う灰原も少し動揺していた

ードンッー

「わぁ…！」

コナン「だから走るな！って言ったろ？」

コナンから逃げてウロウロしていたAは

誰かとぶつかり、尻もちをついた

「…ごめんなさい…」

コナン「あれ？」

ぶつかった相手に謝るため見上げれば、見覚えのある顔

「おじさん？」

コナン「何でココにいるの？」

Aのぶつかった相手は小五郎だった

小五郎「お前らこそ、何でいるんだよ…」

次郎吉「ナイスタイミングじゃ！」

向日葵の無事を確認しにきた小五郎と次郎吉、

そして中森警部たち。

次郎吉「お主も加われ！」

次郎吉から買われているコナン

コナン「！！まさかキッドが？」

次郎吉「うむ、キッドが次に狙う…」

詳しくコナンに話そうとした次郎吉だが、ここは公の場。

詳しく話す事を止められ、詳しくは応接室で話す事になった

コナン「灰原、A！

俺はおっちゃん達とここに残る。

Aは…」

Aの顔色を気にしているコナンは帰らそうとする

「…帰らない。一緒にいる…」

お婆さんからの助言もあり、一緒に居る！と決めたA