《名探偵コナン》業火の向日葵 (ページ7)

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6話ページ7

蘭「Aちゃん、落ち着いて。

息が上がってるよ？」

興奮して息が荒いAを抱きかかえ、背中をさする蘭

「…ｹﾎｹﾎ…ｹﾎｹﾎ…ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ…」

何とも言えない空気が流れる中、向日葵の確認作業が終わった

東「多少の汚れはありますが修復する必要はありません」

傷もなく、無事だという事が分かり喜ぶ次郎吉。

ーその夜ー

次郎吉に連れられて、やって来たのは鈴木家の大金庫

そこにはAの姿もあった

コナン「ったく、何で居るんだよ…」

「良いじゃん…！もう大丈夫だもん！」

コナン「さっきもそう言って興奮して

咳き込んでただろ？」

「今度は本当に大丈夫…！

それに…＿＿＿＿＿もん…」

コナン「…え？」

「…だから…一緒に居たいの…みんなと…」

ボソッと誤魔化しながら言うAにコナンは少し照れていた

コナン「ったく、仕方ねぇな」

それは、まるでお兄ちゃんのような恋人の姿で

蘭が微笑ましく見ていた

園子「蘭、どうかした？」

蘭「あの2人、仲が良い兄妹だなーって。

まるで新一とAみたい」

園子「確かに！！」

蘭と園子がそんな話をしている中、大人達は

向日葵を厳戒態勢で保管していた

次郎吉「よし、みんな出るんじゃ」

次郎吉が暗証番号をセットし全員が金庫から出て施錠した

ー次の日ー

事務所ではコナンと小五郎がテレビやニュースを見ていた

蘭「あれ？お父さん、会議に出なくて良いの？」

Aを連れて事務所にやって来たきた蘭は

のんびりしている小五郎に声をかけた

小五郎「今日はVIPレースがあるからな」

レースを見るため、会議には出ない。と言う小五郎

そして、蘭は園子から会議に出るように誘われていた

蘭「コナン君達も一緒に行かない？」

コナン「行きたいんだけど、今日はこれから…」

博士とみんなで美術館に行く。と言うコナン

蘭「Aちゃんも一緒に行くの？」

「うん…ｹﾎｹﾎ…」

そう、返事をしたAの顔はほんのり赤く火照っていた

蘭「Aちゃん、顔赤いけど…」

蘭がAの体温を確認しようとした時、子ども達がやって来た