23話 ページ24
館内では退館するようアナウンスが流れていた
元太「きっとキッドが出たんだ!」
光彦「少年探偵団の出番ですね!」
灰原「ダメよ!!今回のキッドは危険なの」
事件に首を突っ込もうとする子ども達を灰原が止めていた
その頃、Aは…
「…ケホケホ…あれ…?こっちだっけ…?」
警備室から少し離れた所で迷子になっていた
その上、熱があるせいで視界がぼやけ、ボーッとする頭…
「ッッ…ハァハァ…。新ちゃんと、一緒の方が…良かった、かな…」
人気の無い所に座り込んで体を休めるA
そんな中、警備室では次郎吉が退館の様子を確認していた
後藤「順調です。問題があるとすれば出口での各種検査でしょう」
X線などの検査に時間がかかる事を懸念している次郎吉のボディーガードである後藤
次郎吉「X線検査は不要じゃ。
荷物の返却が済み次第、退館させよう」
次郎吉曰く、獲物を目の前に逃げ出すキッドではない為、
退館はしないという。
そこで、出入口の隔壁を閉じ、キッドを閉じ込める作戦だと言う
次郎吉「ワシには信頼出来る12人の仲間も
館内に残ってくれておるからのぅ」
コナン(信頼出来る12人…そうか!
12人を11人+1人と書いたのは…)
コナンがキッドカードの数字の意味に気が付いた
コナン「次郎吉おじさん、信頼出来る12人って
キッドカードに書かれてたキリストの人達と同じ人数じゃない?」
次郎吉達に気付いてもらえるようにコナンが上手く誘導する
コナン「1人だけ仲間外れでも居たのかな?」
蘭「!!それってユダの事じゃない?」
園子「!!裏切り者のユダ!!」
次郎吉/中森警部「ん?!」
園子「じゃあ、キッド様は私達の中に裏切り者が居る事を知らせようとして?」
中森警部「キッド以外に向日葵を狙ってるやつが居る。って事か?」
コナンはニヤッと笑みを零した
中森警部「鈴木相談役、7人のプロフィールを改めて調べ直そうと思うんだが…」
再調査の事を知らせずにプロフィールを調べ直す中森警部。
そこに、観客とキャスト共に退館が完了したと言う連絡が入った
蘭「Aちゃん、無事に博士達と合流出来たんだね」
Aも無事に退館した。と思い、隔壁が閉ざされて行く
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作者名:ちさドン♪ | 作成日時:2020年2月7日 14時