《名探偵コナン》業火の向日葵 (ページ23)

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22話ページ23

コナン「(…ん？)

どうした？寒いのか？」

「大丈夫…」

コナン(新一)に心配をかけまいとするAだが

顔色は悪く立っているのもやっとだった

蘭「凄く顔色悪いよ？」

園子「椅子に座って休んだら？」

コナン達から少し離れた所の壁に一脚だけ置いてある椅子。

「…でも…ｹﾎｹﾎ…」

コナン「こっちは心配すんな！大丈夫だから」

コナンに促されて、壁にもたれながら椅子に座るA

コナン(熱は無さそうだな…)

蘭「Aちゃんは？」

コナン「寝たみたいだよ！」

寝てるAの体温を確認し、蘭たちの元に戻れば

声をかけられたコナンと心配そうに視線を送る蘭。

小五郎たちはキッドカードの暗号について考えているものの

その意味は分からないままで、カード自体も本物かどうかを疑っていた

次郎吉「まぁ良い。このキッドカードが何を予告しているかは

奴を捕まえて直接聞いてくれようど。」

次郎吉はキッドをレイクロックに閉じ込めて捕まえようとしていた

次郎吉「協力してくれ」

中森警部「あ、あぁ。」

次郎吉は中森警部に協力を仰ぎ、観客とキャストを

全員を退館させるように指示をした

小五郎「開館してから1時間も経ってねぇ。

そんな事したら暴動が起きかねませんよ！」

次郎吉「安心せぇ。初日は何が起きるか分からんからな

会社関係者と園子の知人しか招待しとらんわ」

一般客は入れて居ないと言う次郎吉。

そんな中、寝ていると思われたAがモゾモゾと動き出した

「…ん…ﾊｧﾊｧ…」

蘭「あ、Aちゃん起きちゃった？」

園子「顔、赤いけど大丈夫？」

寝る前には無かった頬の赤みとうっすら汗をかいているA

蘭「熱、上がってきちゃったのかな？」

コナン「灰原達と合流するか？」

「…うん。みんなのとこ行ってくる」

蘭「1人で大丈夫？」

「これがあるから、大丈夫だよ」

そう言って探偵団バッチを見せたA

久美子「我々は予定通り、警戒にあたります」

Aが警備室から出て行ったのを確認して、

向日葵の警戒に向かう準備を始めた侍たち

小五郎「緊急時の決まりがあったな」

久美子「では計画通りに」

それぞれがインカムを付けて動き出した