20話 ページ21
光彦「1番乗りですよ〜」
元太「すっげ〜！！」
蘭「危ないから走らないでよ？」
ゲートを潜り、走り出す光彦･元太･歩美
一方、Aはコナンや灰原達の傍にいた
「すごーい」
歩美「綺麗だね」
光彦「でもこれ、偽物みたいですね」
展示場までの通路には造花の向日葵が植えられていた
コナン「本物だと枯れっちまうからな」
元太「偽物でも良いけど、もっと良い匂いにして欲しかったよな」
造花の向日葵を見ながら、開会宣言を終えた園子と合流する
蘭「Aちゃん、大丈夫？しんどくない？」
「ん、だいじょうぶ。」
会場内は広く、エレベーターもあるが基本的な移動は徒歩。
蘭「しんどくなったり疲れたら言ってね？」
コナン「大丈夫！僕も見てるから！」
蘭「コナン君と哀ちゃんが一緒だと心強いね！」
そんな話をしながら鈴木財閥が所有する2枚目の向日葵を見に行く事に…
「……」
コナン「どうした？」
「何か光ってる…」
コナン「監視カメラだよ」
灰原「凄い数の監視カメラね」
造花の向日葵と共に仕掛けられている監視カメラ
「監視カメラを向日葵でカモフラージュしてるって事？」
コナン「だろうな」
蘭「コナン君たち、行くよ？」
足を止めて話しているコナン、A、灰原に声をかけて
2枚目の向日葵の展示場にやって来た蘭たち。
園子「ほら、見えたわよ！」
歩美「ホントだ〜」
元太「すっげ〜！！」
光彦「これ、見たかったんですよ〜」
向日葵の絵に駆け寄る子ども達と、向日葵の絵から離れて、紙を落として行った青年
園子「…ん？
蘭！！早く〜、新一くんが居た！！」
コナン「えっ！？」
「！！！」
蘭「嘘？！新一…」
向日葵が飾られていて、見通しの良い場所にやって来たが
青年の姿は見当たらなかった
蘭「園子、新一は？」
園子「ゴメン、見失っちゃった…」
コナン「本当に居たの？」
園子「そう言われると…
しっかり見た訳じゃないし、Aも居なかったから…」
一目しか見ていない園子は、自分が見た人が新一か不安になっていた
蘭「新一だけだったんだ。
Aの調子、良くないのかな？」
たまに見かけるのはいつも新一のため、Aの様子が
気になっている蘭だった
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作者名：ちさドン♪ | 作成日時：2020年2月7日 14時
