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14話 ページ15

ドアを開けた瞬間、









強風で札束が廊下にも舞い散る









「きゃっ…」









強風に煽られ足元がおぼつくA









コナン「ここで待ってろ!」









コナンはAを端の方へと連れて行った









コナン「部屋に入って来るなよ!」









それでけ言うとコナンはチャーリー警部と共に









部屋に入り、キッドを見つけた









コナン「キッドー!!」









コナンが叫んだすぐ後ろから聞こえてきた銃声









「!!!」









その音はAの耳にも入り、ドア越しに部屋の様子を見る









チャーリー「…くそっ…」









そこにはキッドに向けて拳銃を発砲したチャーリー警部がいた









「…お兄ちゃん!」









発砲した音を聞き、強風の中コナンに駆け寄るA









コナン「………」









駆け寄って来たAを強風から守るように抱きしめながらも









コナンの目線はチャーリー警部。









チャーリー「お怪我はありませんか?」


館長「は、はい…」









腰を抜かしている館長さんに









チャーリー警部が手を差し伸べた









チャーリー「キッドは向日葵を持って来たんでしょうか?」









キッドに逃げられ、苛立ちを隠せずにいるチャーリー警部









コナン「…………」


「…………」









コナンが向日葵を探している後ろをちょこんと









付いて回るA









コナン「…あ!」


「…あ!」









ベットの方に目線を向けると直ぐにチャーリー警部に声をかけた









コナン「チャーリーさん、あれ!!」


「…ベットの上の絵…」









Aが恐る恐る声をかければチャーリーの視線は









ベットの壁へと向けられた









中森「貴様ら〜よくも台無しに…」









中森警部が勢い良く入るも次郎吉に押し退けられた









次郎吉「キッドはどうした?」


チャーリー「取り逃しました」









キッドはチャーリーが放った銃弾に当たる事なく









夜の空へと逃げて行ったのだった









次郎吉「では、向日葵は?」


コナン「大丈夫。向日葵は無事だよ」









コナンがそう言えばチャーリーが壁に









かかっている剥がれかけの絵を取った









次郎吉「おぉ〜」


小五郎「ひまわりじゃねえか」









次郎吉や小五郎達は向日葵の無事を喜んでいた

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作者名:ちさドン♪ | 作成日時:2020年2月7日 14時

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