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56話 ページ9

時貞「このホテル売り出されようと

してるんですよね?」


佐那「…はい。でもそれは兄が勝手に

言ってるだけで…」









…やっぱりそうなんだ…









時貞「お兄様から協力を求められました

みんなが暴れないように説得しろ。と…」









時貞さん…









時貞「あれでいて、みんなから

嫌われるのは嫌なんですね。誠一さんらしい…

でも…今のみんながコレ知ったらきっと

私じゃ止められないと思うんです…」









涙を堪えて笑いながら言う時貞さん。









そして何かを佐那に渡した









時貞「私がここに残ってたら車の不正の事で

絶対に佐那さんの足を引っ張ると思うんです」


佐那「いや、ちょっと待って下さい…」









佐那が泣いていた。









時貞「佐那さんだけじゃなくてちいちゃんや

みんなに迷惑がかかるんです。だから…

みんなの為に私を切って下さい」









時貞さん…辞める気なんだ…









嫌だよ…辞めないで…









そう言いたいのに呼吸が上手く出来ず苦しい









「ハァハァハァハァハァハァ…」


宇海「ちいさん?!」


「ハァハァハァハァ…」


宇海「大丈夫ですよー、部屋に戻りましょうか!」









こんな私を見ても冷静に対応してくれる宇海さん。









宇海「ちょっと失礼しますね」









苦しさが増し歩けない私を運んでくれた









ハル「ちいさん?!どうしたんですか?!」


江口「ちい?!おい、何があった?」









ロビーに行くとハルちゃんと竜くんが居て









血相を変えていた









宇海「ちょっと疲れちゃったみたいで…

ちいさんの事、お願い出来ますか?」


ハル「え?宇海さんは?」


宇海「私はちょっと時貞さんに用事がありまして…」


江口「あぁ、分かった」


ハル「えー?!今から集まるじゃないですか!」


江口「部屋に連れて行くだけだよ」


ハル「分かりました!

じゃあ、みんなに伝えて待ってますね!」









〜 NO side 〜









江口がちいを部屋に寝かせて少ししてから









みんなが食堂に集まった









枝川「ちいは?」


江口「部屋で寝かせてきた」


丹沢「ちいちゃん一人で大丈夫かな?」


江口「大丈夫だろ?」


ピエール「無理しすぎたんですかね…」


長吉「ちいちゃん寝てる間にやってしまおか!」









と言う事で各ポジションの基本的な事を







教え合っていた

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作者名:ちさドン♪ x他1人 | 作成日時:2018年7月1日 22時

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