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77話 ページ30

厨房に行くと沢山のイカとタコがあった









「どうしたの?これ?」


ハル「あ、ちいさん!!自治会長の後藤さんに頂いたんです!」


「凄い量だね、」


ハル「花火大会の事話したら差し入れだ〜って」









モノマネをしながら説明しているハルちゃん









「じゃあ、仕込みしよっか!」


江口「あっちは良いのか?」


「うん、一段落したから戻ってきた!」


ハル「江口さんも競艇ばっかり聞いてないで

手伝って下さいよ〜」


江口「違います〜!天気を調べていたんです〜」









竜くんの話によると当日は雨だけじゃなくて









強風のおそれもあるのだとか。









「天気、良くなったら良いんだけどなぁー…」









せっかくの大花火大会、成功したいもんね。









ハル「大丈夫ですよ!なんか大丈夫な気がするんです!」









どこまでもポジティブなハルちゃん








ハルちゃんが大丈夫。って言えば、大丈夫な気がしてきた









そして大花火大会当日








みんなの願いとは裏腹に朝から悪天候だった









江口「お前の大丈夫って予想、見事に外れっちまったなぁ」









竜くんと厨房に行けばハルちゃんはもう出店料理の準備をしていた









「夜には天気は回復して風もおさまるって

テレビで言ってたよ?……っっ」









雨と悪天候のせいで頭が痛くてこめかみを押さえる









江口「薬は?」


「飲んで来た…」


ハル「顔色も悪いですから無理は絶対!

しないで下さいね?」









無理をしない。と言う約束で準備に取り掛かる









その頃、スタッフルームでも花火を打ち上げるかの









話し合いがされていた









宇海「雨でも花火を打ち上げる事は可能です。

しかしこの強風では…」


梢「申請では何時まで花火、打ち上げられるの?」


宇海「夜、8時半までです」


佐那「では、ギリギリまで花火の準備をしつつ

イベントを進めましょう」


宇海「まだ私も諦めてませんから明るく行きましょう!」









どんよりした空気が少し明るくなった









丹沢「…そう言えばちいちゃんは?」


佐那「江口さんと一緒に厨房に行きました」


宇海「ちいさんがどうかされたんですか?」


佐那「ちいは頭痛持ちで雨の日は低気圧の影響で…」









佐那がちいの体調を詳しく話す








佐那「江口さんが一緒なら大丈夫だと思うんですけど…」


梢「問題は取材の人達ね…」

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作者名:ちさドン♪ x他1人 | 作成日時:2018年7月1日 22時

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